​ごあいさつ

=ミクスケア=“保育”と“介護”の融合
かつて日本において、こどもは、両親だけでなく祖父母とともに生活していました。
さらに遡れば、氏族社会の一員として過ごし、間柄・関係性に基づき、 社会で生き抜く力を自ずと身につけることができました。
氏族での暮らしは、年配者にとっても理想の社会でした。 年配者は、自らの智慧を若い世代に伝えるという役割を担い、 終生目的や幸福感を持ち続けることができました。
時を経て、氏族社会から部族社会となり、都市国家が築かれ、 現代社会となる過程で核家族化が加速し、 世代間の関係性が希薄化するようになりました。
それに伴い、若年層では、不登校・引きこもり・ニート・凶悪犯罪・集団自殺など、 高齢者層では、孤独死・老老介護・認知症患者が急増するといった様々な 社会問題を引き起こすこととなりました。
これらの解決策のひとつとして、“保育”と“介護”の融合=ミクスケア=という概念が、 平成22年5月に神戸で初めて誕生しました。
ミクスケアとは、こどもの健全な人格形成と高齢者の生きがい創造を目的とし、 日常的に異世代間で協同生活を営む古き良き日本の“大家族”を現代風に再構築したものです。
こうした関わる者すべてが、人間らしい人生を送ることができる 生きがい創造型コミュニティは、全国的にもまだまだ希少ですが、 “いいね!”の声がますます広がりつつあります。
平成27年より、神戸市認可保育事業である小規模保育園の設置・運営を開始し、 ミクスケアという概念は、更なる普及や共感を得ることとなりました。
私たちは、ミクスケアが次世代における理想的な最小社会単位となることを 心より願っております。
一般社団法人ミクスケア代表 松井文隆

 

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